●Windows10へアップグレードさせる誘導が強化されました
平成28年2月2日、Microsoft社においてWindows7/8.1向けの「Windows10アップグレード用更新プログラム」が、Windows Updateにおける『オプションの更新プログラム』から『推奨される更新プログラム』へ格上げされました。
これにより、Windows Updateの設定が「更新プログラムを自動的にインストールする(推奨)」に設定されていると(殆どのパソコンは初期設定でこの項目に設定されています)、Windows Update時に、Windows10へのアップグレードを行うプログラムが自動的に導入され、以後、Windows10への移行を誘導する画面(下図)が表示されるようになります。
この画面で「Windows10のインストールを行なうかどうか」の最終的な意思確認がなされ、同意した場合のみ、Windows10のインストールが開始されることとなります。
上図の画面が表示された場合は、安易にボタンをクリックしないよう十分にご注意ください。
●Windows10における近畿レインズIP型システムの動作について
Windows10には「Microsoft Edge(以下、Edge)」および「Internet Explorer 11(以下、IE11)」の2種類のブラウザが搭載されていますが、近畿レインズIP型システムの動作につきましては、「Edge」では不具合が生じますが「IE11」では正常に動作することが確認されています。
Windows10で近畿レインズをご利用いただく際は必ず「IE11」でご利用ください。
(初期設定では「Edge」が通常使うブラウザに設定されています。設定変更方法はこちらをご参照ください)
なお、Windows10へのアップグレードにあたっては、近畿レインズIP型システムの動作以外にも、ご利用中のプリンタやスキャナ等の周辺機器がWindows10に対応しているか等についても確認されることをお勧めします。
OSのアップグレードは慎重を期して行なってください。
●Windows Updateの設定変更方法
Windows Updateの設定を以下の手順で変更すると、更新プログラムが自動的にインストールされることを防ぐことができます。
※ただし、「Windows10アップグレード用更新プログラム」以外の更新プログラムのインストールについては個別に許可する必要があります。
※画面イメージはWindows7の場合の例です。
1.画面左下のスタートボタンをクリックし、「コントロールパネル」をクリック
2.「システムとセキュリティ」をクリック
3.「Windows Update」の「自動更新の有効化または無効化」をクリック
4.「更新プログラムを自動的にインストールする(推奨)」をクリックし、「更新プログラムをダウンロードするが、インストールを行うかどうかは選択する」に変更し、OKボタンをクリックする
以上